螺鈿 raden chogoro
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人間国宝 木漆工芸黒田辰秋の下で修行した小島雄四郎の師事を受け、 2008年に小島美代子、紗和子で「螺鈿をもっと身近に」をモットーにchogoroを立ち上げました。

兵庫県丹波市山南町谷川に工房を構えております。


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小島美代子&紗和子
螺鈿について

「螺」
という漢字には「巻貝」、「鈿」には「埋め込む」と言う意味があります。
螺鈿には

・「埋め込み式」
・「掘り込み式」
・「押し込み式」


の3つがあり、chogoroでは最も古く正当な技法「埋め込み式」「掘り込み式」を使っています。

この2つの技法には必ず厚貝を使用します。厚貝は薄貝とは違い、堅牢であり、品位ある輝きを持っています。材料の貝は、主に「白蝶貝」「夜光貝」「アワビ貝(日本、メキシコ、アメリカ産)」を板状にした物を使用します。

素地は木製品や、麻布数枚を漆で固めた脱乾漆です。漆は下塗りには中国産、仕上げには日本産を用い、全体として十数回塗り重ねます。全工程としては、約30工程位になります。


製作工程

※素地作り〜乾漆〜



土型、その他アクリル等を型としてその上に糊漆(小麦を生漆を練ったもの)で麻、又は蚊帳等を3枚〜5枚張り重ねて作る。


※螺鈿の開始

1.貝切り、貝張り


乾漆の上に貝片を模様にして糊漆、又はその他の接着剤で付貼する。貝は主にアワビ貝、白蝶貝、夜光貝等を1mm程の厚さに研磨して用いる。

2.錆付け


貝の模様の無い部分を同一面にする為に、錆漆(水練りした砥粉に生漆を加えたもの)を数回研ぎ重ねて塗り込む。一回の塗装に1日以上の乾燥を要する。作品の強度もこの工程で決まる。


※仕上げ工程

1.研ぎ


錆びが十分に乾燥したら、やや荒めの砥石で研磨し、貝と漆の部分が平になる用に貝の模様を研ぎだす。

2.下塗り、上塗り


研磨が仕上がったら、仕上げ塗りを施す。

3.めくり

上塗り乾燥の後、小刀で貝の模様の上をはぎ取る。

4.胴摺り


水と砥粉で仕上げの研磨をする。

5.タンポ摺り


胴摺り完了後、生漆を布タンポで摺り込む(2回程度)

6.角粉磨き


タンポ摺り乾燥後、油と角粉で仕上げ研磨をして完成する

 
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